ジバンシィ
アンティゴナ
他社買取例 ¥80,000
ラクール買取実績¥96,000
ジバンシィ
ナイチンゲール
他社買取例 ¥81,000
ラクール買取実績¥97,200
ジバンシィ
スタッズリュック
他社買取例 ¥32,000
ラクール買取実績¥38,400
ジバンシィ
PANDORA BOX
他社買取例 ¥60,000
ラクール買取実績¥72,000
ジバンシィ
ロットワイラーボンバージャケット
他社買取例 ¥85,000
ラクール買取実績¥102,000
ジバンシィ
13SS プロペラリバーシブルブルゾン
他社買取例 ¥85,000
ラクール買取実績¥102,000
ジバンシィ
シャークプリントプルオーバーパーカー
他社買取例 ¥70,000
ラクール買取実績¥84,000
ジバンシィ
スタッズ ハイカットスニーカー
他社買取例 ¥80,000
ラクール買取実績¥96,000
ジバンシィ (GIVENCHY) は、ユベール・ド・ジバンシィが1952年に設立したフランスのラグジュアリーブランド。
アルファベットのGを4個重ねたロゴが特徴的なジバンシィ (GIVENCHY) は、ディオールやフェンディと同じLVMH系列に属するブランドで、ディオールに次いで2番目に大きい部門である。
有名な顧客にオードリー・ヘプバーンやギネス家、グリマルディ家やケネディ家があり、ケネディ家の女性たちが第35代アメリカ大統領ジョン・F・ケネディの葬儀においてジバンシィのデザインした喪服を着ていたことは有名。
創業者ユベール・ド・ジバンシィは、10才の時にパリ万博でシャネルやランバン、バレンシアガなどのコレクションを見たのがきっかけでファッションデザイナーを目指す。
17歳のとき、フランスのファッションデザイナーのジャック・ファットのメゾンに入り、本格的にデザイナーとしての道を歩み始めた彼は、若干24歳にして自らの名を冠したメゾン「ジバンシィ (GIVENCHY)」を立ち上げた。
初のコレクションで発表した、シャツ地を使用した開襟でラッフル袖の「ベッティーナ・ブラウス」は注目を集め、話題を呼んだ。
その斬新なアイデアと、鋭い感性から、ユベール・ド・ジバンシィは「モードの神童」と呼ばれ、各方面から絶賛された。
1955年には、ウエストやヒップを強調しないシュミーズドレスを自由なラインとして発表。女性の体のラインを美しく見せるディオールのニュールックとは対照的なこの新鮮なスタイルは、新しい流行を作り上げていった。
1954年、オードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburm)が主演を務めた映画「麗しのサブリナ」の衣装製作を行う。
その後も『おしゃれ泥棒』、『シャレード』、『ティファニーで朝食を』などの映画で衣装を提供。
当時、世界中で愛されていたオードリーと、ジバンシィのクールでシックなそのデザインは、見事な相乗効果となり、モダン・ビューティーの新たな流れを生み出すこととなった。
オードリー・ヘップバーンはユベール・ド・ジバンシィのことを「魅力を引き出す天才」と称賛している。
1957年、ユベール・ド・ジバンシィが友人オードリーに捧げた香水として注目された「L’Interdit(ランテルディ)」ではヘップバーンを広告に起用する。当時、有名人が香水の広告に起用されたことはなく、海を渡りアメリカの市場にまでも影響を与えるキャンペーンとなった。
公私にわたりジバンシィ (GIVENCHY) のアイテムを愛用していたオードリーは、こうしてジバンシィ (GIVENCHY) のアンバサダーとして貢献していくこととなる。まさにオードリー・ヘップバーンはジバンシィの象徴といえるのである。
その後も、1956年、レディースウェアライン「GIVENCHY UNIVERSITY」、1962年に香水、1972年に男性用化粧品、そして1973年、メンズウェアライン「GENTLEMAN GIVENCHY」などフランスを代表するラグジュアリーブランドとして、さまざまなアイテムを発表していった。
1987年にLVMH社がパルファム・ジバンシィを、1988年にはジバンシィクチュールを買収し、ユベール・ド・ジバンシィは、名誉会長兼、芸術部門責任者として、創作分野に専念することとなる。
その後、1995年のオートクチュール・コレクションを最後にユベール・ド・ジバンシィは引退、ジョン・ガリアーノにそのあとを引き継いだ。
2005-2006年の秋冬より、リカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)がレディースウエアのラインのクリエイティブ・ディレクターに就任。敬虔なクリスチャンである彼が生み出す禁欲的かつ哲学的なスタイルは、ジバンシィ (GIVENCHY) の名声を高めるのに一役買ったといえる。
彼が手がけた3つのバッグ「ナイチンゲール」、「アンティゴナ」、「ホライゾン」は、ジバンシィ (GIVENCHY)のブランドのアイコンとなっている。
2017年、初の女性アーティスティック・ディレクターとなるクレア・ワイト・ケラーが就任。ジバンシィのオートクチュール及びウィメンズ・メンズプレタポルテ、アクセサリーを担当する彼女はこう語る。
「ユベール・ド・ジバンシィが長年に渡り築いた、この自立した女性像は、いつも私のインスピレーション源として存在していました。この伝説的なメゾンの歴史の一部となれる事を、非常に喜ばしく光栄に思っています。ジバンシィのチームと共に、この美しい歴史に新たなチャプターを書き加えることを、心から楽しみにしています。」
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