オフホワイト(OFF-WHITE）は2014年デビューした、ハイエンドなストリートファッションブランド。 デザイナーのヴァージル・アブロー氏は、クリエイティブディレクター、建築家、アーティストといくつもの顔と、多彩な才能を持つ人物。

オフホワイト(OFF-WHITE）の前身ブランドである「Pyrex Vision」名義で制作したストリートウェアがある人物の目に留まる。パリの人気老舗セレクトショップ「コレット」のサラ・アンデルマンである。これがきっかけで2014年世界に先駆けてオフホワイト(OFF-WHITE）の製品がフランスで発売されることとなる。

その後、アメリカのマックスフィールド、バーニーズニューヨークといった一部の、しかしハイエンドな感度の高いセレクトショップにてオフホワイトの製品は展開されていく。

「ラグジュアリーストリート」

この言葉を世界中に知らしめたのは、言うまでもなくオフホワイトとヴァージル・アブローである。 イタリア製にこだわった上質でハイエンドな素材を使い、それでいてストリート系を意識した目を引くデザイン、これがオフホワイト(OFF-WHITE）の最大の特徴であり、「ラグジュアリーストリート」というジャンルをも確立させたのである。

オフホワイト(OFF-WHITE）のその力強いグラフィカルなデザインは、ときにそのインスピレーションをある建築家の作品から得ている。20世紀モダニズムの建築家、ミース・ファン・デル・ローエである。このように多彩な顔を持つヴァージル・アブローは様々なものからインスピレーションを受け、デザインとして表現している。

海外セレブや有名人に注目されると、オフホワイト(OFF-WHITE）の人気はあっという間に世界各国へ広まった。 日本においても、多くの著名人が身に着け、SNSなどで発信したことなどから一気に知名度が上がっている。その人気の高さは、南青山に旗艦店が出店していることからもうかがい知れる。

当初、メンズブランドとしてスタートしたオフホワイト(OFF-WHITE）だったが、女性からの要望が増えるとそのラインナップをレディースアイテムにも広げ、そのニーズに応える。

また、ジャンルを超えたコラボレーションにも積極的で、リーバイスやナイキ、モンクレール、リモワ、クロムハーツなど、これからも目を離せないブランドである。

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